メインサブスぺ大量強化、ジェッパ弱体化【スプラトゥーン3】【Ver.4.1.0感想】

7月27日に更新データVer.4.1.0が配信された。

 

今回はそのバランス調整の内容と感想をまとめた。

 

 

 

 

バランス調整(Ver.4.1.0)

 

バランス調整の詳細

www.nintendo.co.jp

 

 

メインウェポン強化

 

プロモデラー

インク消費量約9%軽減

 

スプラシューター

地上での射撃のブレ約17%軽減

 

N-ZAP

地上での射撃のブレ約17%軽減

 

プライムシューター

着弾点の塗りの半径約8%拡大

 

ノヴァブラスター

ジャンプ中の射撃のブレ約25%軽減

ギアパワー「アクション強化」による「ジャンプ中の射撃のブレを抑える効果」を少ないギアパワーの数でも発揮されやすく

 

ダイナモローラー

ヨコ振りやタテ振りのあとインクが回復し始めるまでの時間を約10/60秒間短縮

 

フィンセント

フデを振るときのインク消費量約25%軽減

塗りながら進むときのインク消費量約25%軽減

 

ソイチューバー

チャージ量を示す表示を調整し与えるダメージが100を超えるタイミングがわかりやすく

 

オーバーフロッシャー

着弾点と飛沫による塗りの半径約10%拡大

 

トライストリンガー

地形に刺さった弾の爆発で相手に与えるダメージ28→30

チャージ中およびフルチャージ中の移動速度約13%上昇

 

メインウェポンに関しては、使用率が高いブキと近い性能を持つほかのブキを強化して、ブキ選択の幅が広がるような調整のほか、一部のブキを扱いやすくする強化を行っています。

 

10種類のメインウェポンが強化。

 

調整方針にある「使用率が高いブキと近い性能を持つほかのブキを強化して、ブキ選択の幅が広がるような調整」の文のうち、「使用率が高いブキ」はシャープマーカー、「使用率が高いブキと近い性能を持つほかのブキ」はスシとZAPのことを指していると思われる。

スプラ2後期でZAPを基準としてスシや52が強化されたように、多くの短射程シューターを活躍させたいという方針はこのスプラ3でも継続している。

この調整方針には賛成(それに加えてホットやロング、バケツも積極的に強くしてほしいとは思っているが)。

 

スシとZAP以外では使用率や勝率が低かったと思われるブキ8種類が強化されている。

中でもフィンセントは6月に追加されたばかりにもかかわらず早速の大幅強化となった。

 

 

サブウェポン強化

 

サブウェポンに関しては、メインウェポンと組み合わせて戦いやすくするための調整を行っています。

 

スプリンクラー

設置直後のインクの勢いが一番強い状態を約3秒間延長

 

スプリンクラーはスプラ3で初の強化。

 

スプリンクラーが強化されるのは納得。

 

 

ラインマーカー

直撃で与えるダメージ35→40

 

ラインマーカーは4回目の強化。

実装時30だったダメージが40になった。

 

4回の強化ではまだ足りない。

 

 

スペシャルウェポン調整

 

スペシャルウェポンに関しては、ブキの選択肢を増やすような強化のほか、これまでに強化された一部のスペシャルウェポンの、強化の幅を狭めて元の性能に近づける調整を行っています。

 

ウルトラショット

爆風で与えるダメージ40→60

 

2回目のウルショ強化(前回はカニに対してのダメージが上昇しただけだったため、今回が実質初強化)。

 

ウルショは普通に強いとは言えるスペシャルだったがそれでもほとんど活躍していなかったため、強化には賛成。

 

爆風2発で倒せるようになることにも、強すぎるという感覚は無い。

 

 

キューインキ

インクを吸収した量が最小のときに発射するインク弾の爆発半径約50%拡大

インクを吸収した量が最大のときに発射するインク弾の爆発半径約25%拡大

 

3回目のキューインキ強化。

1回目がダメージ強化、2回目が先端部分の吸引範囲拡大、そして今回はインク弾の爆発範囲が強化された。

 

吸引量が最小時のインク弾の大きさが1.5倍になるというのはインパクトがある。

ただ最大の問題である汎用性の低さは改善されていないため、次回はそこの強化に期待。

 

 

デコイチラシ

・爆発に巻き込んだときのダメージ60→70

70ダメージ範囲半径約38%拡大

35ダメージ範囲半径約20%拡大

 

3月に追加されたデコイチラシも2回目の強化。

前回の強化は塗り、爆発の最小ダメ、手前の位置を狙いやすくなるという多岐にわたる調整だった。

今回の強化は爆発の最大ダメ、最大ダメ範囲、最小ダメ範囲と、キル特化の調整となった。

 

デコイはナワバリ環境でデュアルスイーパーカスタムが活躍していたが、デコイ自体は決して強くなかったため強化には納得。

 

3項目の強化なうえ数値も大きい強化となった。

 

 

ジェットパック

爆発で50ダメージを与える範囲の半径約15%縮小

 

3月31日のVer.3.1.0の調整で環境入りしたジェッパが初の弱体化。

 

「これまでに強化された一部のスペシャルウェポンの、強化の幅を狭めて元の性能に近づける調整」とあるように、Ver.3.1.0で43%強化された爆発範囲が15%弱体化された。

 

この弱体化はスプラ2の52にもあったやり方。回りくどい方法でぐだぐだ弱くするぐらいならこのやり方でいいと思っている。

 

 

スペシャル必要ポイント変更

クラッシュブラスターネオ(デコイ) 180→170

カーボンローラー(ショクワン) 180→170

 

Rブラスターエリートデコ(メガホン) 180→190

ヒッセン・ヒュー(エナスタ) 180→190

スプラスピナー(ハンコ) 180→190

クーゲルシュライバー(ジェッパ) 200→210

 

クラブラネオがデコイ+SP(スペシャル必要ポイント)強化。クーゲルがジェッパ+SP弱体化。

ラピエリデコはラインマーカーもメガホンも外れだから弱いと予想していたが、メインの射程が長いからサブにあまり依存していないのと、ラピエリとメガホンはたしかに相性が良く、予想以上に活躍し弱体化に至った。

ハンコは3月31日のVer.3.1.0で3項目の強化を受け、5月31日のVer.4.0.0で効果時間の弱体化、そして今回はスプスピのSPが弱体化された。ハンコはVer.3.1.0の強化を受けてもなお、キルスペシャルの中ではカニ・ジェッパ・ウルショより明確に劣っている。それでも弱体化された理由としては初心者帯での活躍しか考えられない。初心者帯では十分強いんだとしたら、次は上位帯で通用するような調整に期待。

 

クーゲルの弱体化方法には賛成できない。

スプラ2初期にスシコラがジェッパ+SPの過剰な弱体化で230Pになって環境から消えた後に半年経ってようやく210Pに戻ったり、スプラ3のスクスロが2回のバランス調整で計4項目の弱体化を受けた後に5月31日Ver.4.0.0のメイン弱体化でとどめを刺されてからそのままだったりと、SPが増えた後にとどめを刺されて環境から消えたまましばらく放置、なんならそのままだった前例がいくつもある。

もちろん弱くしすぎた場合にすぐSPを戻したりしてくれるならこの調整方法でもいいけど、少なくともスクスロは4ヶ月放置されている。

 

 

まとめ

今回のVer.4.1.0、スプラ3で7回目のバランス調整となった。

 

多くのメイン・サブ・スペシャルに大きい強化が入り、弱体化が入ったのはジェットパックとSP(全て10P)。

 

複数の調整が入ったブキは、モデラーRG(金モデ)がメイン+スプリンクラー強化、スシがメイン+ウルショ強化、ZAP89(赤ZAP)がメイン+デコイ強化、プライムがメイン+ラインマーカー強化、ダイナモがメイン+スプリンクラー強化、風呂がメイン+スプリンクラー強化、クラブラネオがデコイ+SP強化、ラピエリデコはラインマーカー強化+SP弱体化。

 

 

次回の更新データ

 

次回の更新データは、9月に開幕するシーズンのための機能追加やブキのバランス調整を中心として、現在開催中のシーズンが終了する時期に配信予定です。