1月24日に更新データVer.6.1.0の内容が公開、1月25日に配信された。
今回はそのバランス調整の内容と感想をまとめた。
Ver.6.1.0の内容
詳細
ステージ変更
ナメロウ金属の全ルールで、地形を変更しました。
ステージ改修は今回のナメロウで2回目。
前回は去年11月のVer.5.1.0でマヒマヒが改修されていた。
膠着状態が起きやすいステージ構造の改善に期待。
メインウェポン性能変更
メインウェポンに関しては、一部のブキを扱いやすくし、その長所を発揮しやすいようにしたほか、遠くから戦線を維持できる一部のブキの性能を調整しました。
N-ZAP
最大ダメージを28.0から30.0に増やしました。
ZAPのメイン強化は2回目。
前回は去年7月のVer.4.1.0で地上射撃ブレ軽減の微強化を受けていた。
ZAPが強化されるのもダメージが2上がるのも意外だった。
ダイナモローラー
ヨコ振りで大ダメージになる角度を広げました。
ダイナモは3回目のメイン強化。
キル性能が上がった。
1回目は去年1月Ver.2.1.0で50ダメ距離と100ダメ距離延長、2回目は7月Ver.4.1.0でヨコ振りとタテ振りのインクロックが約10/60秒短縮されていた。
ヴァリアブルローラー
・ヨコ振りで大ダメージになる角度を広げました。
・タテ振りのあと、インクが回復し始めるまでの時間を約5/60秒間短くしました。
ヴァリアブルのメイン強化は初。
1回目のバランス調整だった2022年10月のVer.1.2.0でSP(スペシャル必要ポイント)が200から210に増えていた。
ヨコ振りのキル性能が上がったのと、タテ振りのインクロックが短くなったことで総合的な塗り性能が上がった。
パブロ
・ZRボタンを押し続けて塗りながら進むときの速度を、約3%速くしました。
・ZRボタンを押し続けて塗りながら進むときのインク消費量を、約7%軽減しました。
パブロはスプラ3で初の調整。
調整意図の「長所を発揮しやすいようにした」という文言通り、塗りながら進む行動が2項目強化された。
今回のパブロの強化内容は許容できる範囲だったが、あまり強くしてほしくはないブキ。
パラシェルター
散弾を発射するときのインク消費量を約13%軽減しました。
傘は2回目の強化。
前回は去年8月Ver.5.0.0でカサの復活時間が1秒短縮されていた。
傘の強化は引き続き慎重になってほしい。
スパイガジェット
ZRボタンを押し続けて射撃しているとき、これまでよりも高くジャンプできるようにしました。
スパイガジェットも2回目の強化で、去年8月Ver.5.0.0でカサの復活時間が0.5秒短縮されていた。
ボトルガイザー
・ZRボタンを押してから最初に発射される弾のインク消費量を約9%増やしました。
・ZRボタンを押し続けて発射するとき、弾が落とす飛沫の数をわずかに減らしました。
ボトルは2回目の弱体化。メインの弱体化は初。
前々回のバランス調整でボトル無印のSPが200から210に増えていた。
今回はメインが2項目弱体化。
総合的なキル性能と塗り性能が弱くなった。
クーゲルシュライバー
飛距離が長い状態で、地上で発射するときの射撃のブレをわずかに増やしました。
クーゲルは3回目の弱体化。メインの弱体化は初。
1回目は去年5月Ver.4.0.0でクゲ無印のSPが190から200に、2回目は7月Ver.4.1.0でさらに210Pに増えていて、今回で半年ぶりの弱体化となった。
今回の調整で長射程でのキル性能が下がった。
弱体化する必要があったかは疑問。
ジムワイパー
タメ斬りで飛ばしたインクが落とす飛沫の、塗りの幅を約10%狭くしました。
ジムは3回目の弱体化。
1回目は去年5月Ver.4.0.0でヨコ斬り幅短縮とインク消費量増加、2回目は10月Ver.5.1.0で無印のSPが200から210に増えていた。
今回の調整では塗り性能が下がった。
「遠くから戦線を維持できる一部のブキの性能を調整しました」とあるように、中射程のボトルとジム、長射程のクーゲルが弱体化された。
スペシャルウェポン性能変更
スペシャルウェポンに関しては、新たな使い道が生まれるようにすることで、プレイの幅を広げるような変更を行いました。
ホップソナー
設置したとき、その周囲にいる相手を短い時間マーキングするようにしました。
ホップソナーは初調整。
SPを含めても2022年11月Ver.2.0.0でリッターが200から210に弱体化したのと、2023年1月Ver.2.1.0でもみじが180から190への弱体化だけだった。
今回の調整では新しいマーキング効果が追加された。
イメージとしては今までのホップソナー+ポイントセンサーか。
これだけで強いスペシャルにはならないだろうが、確実に便利な効果。
自分のチームのアメフラシの効果範囲内にいるとき、センプクしていない状態でも、受けているダメージが素早く回復するようにしました。
アメも初調整。今までアメブキのSP調整すら無かった。
スプラ2を含めても2019年3月の弱体化以来、5年ぶりの調整。
今までの塗り+ダメージに加えて、アメ下で体力が回復する効果が追加された。
一見地味な効果であまり強くはならないだろうが、新しい使い方ができるようになったおもしろい調整。
「新たな使い道が生まれるようにすることで、プレイの幅を広げるような変更を行いました」とあるように、不遇だった両スペシャルに全く新しい効果が追加された。
両スペシャルの更なる強化に期待。
スペシャル必要ポイント変更
ボールドマーカーネオ(メガホン)180→170
プライムシューターコラボ(ナイスダマ)210→200
ノヴァブラスター(ショクワン)180→170
14式竹筒銃・甲(メガホン)200→190
スプラスピナーコラボ(バリア)200→190
スプラシューター(ウルショ)190→200
N-ZAP85(エナスタ)190→200
ヒッセン・ヒュー(エナスタ)200→210
イグザミナー(エナスタ)190→200
ボールド関連の調整は初。
スシは去年1月Ver.2.1.0でSPが200から190に減っていたが、ウルショが7月Ver.4.1.0のダメ強化で環境入り、10月Ver.5.1.0でウルショダメが若干弱体化、そして今回スシのSPが200に再び増えた。
主要なエナスタブキの中でもR/PEN以外の3種のSPが10増えた。
ZAPは4回目のSP調整。2022年11月Ver.2.0.0で200から190、去年2月Ver.3.0.0で180、8月Ver.5.0.0で190P、そして今回5か月ぶりに弱体化された。
今回の調整でZAPはメイン強化とSP弱体化が同時に入った。
ヒッセンヒューは3回目のSP弱体化。
1回目は去年7月Ver4.1.0で180から190、2回目は11月Ver.5.1.0で190から200に増えていた。
イグザミナーのSP調整は初。去年9月に追加されて、前回のバランス調整の11月Ver.6.0.0で塗りが強くなっていた。
エナスタは去年5月末のVer.4.0.0から環境入りし、8月Ver.5.0.0でスペシャルゲージのクールタイムが延長、そこでエナスタの弱体化は一段落しSPが弱体化されていってる。
まとめ
今回のVer.6.1.0がスプラ3で11回目のバランス調整だった。
24項目の調整のうち、内訳としてはナメロウ改修・メイン6種類強化・メイン3種類弱体化・スペシャル2種類強化・5種類のブキのSP強化・4種類のブキのSP弱体化。
次回の更新データ
次回の更新データは、3月に開幕するシーズンのための機能追加やブキのバランス調整を中心として、現在開催中のシーズンが終了する時期に配信予定です。